「第3回緑友美術展2010」世田谷美術館で
野口 貞義(2回生)
2006年、緑友同窓会創立55周年を記念して開催した「緑友美術展」は、その後同窓会の
主要な行事として隔年で開催し、第3回を迎えた今年は、去る2月9日(火)から14日(日)
まで、世田谷美術館区民ギャリーで開催されました。
前回、前々回とも800名を越す来場者を迎えましたが、今年は雨の日が多く、しかも
極寒の日が続いたため、来場者は681名に止まったことは残念ですが、11名の初出展者
を迎え、栗田、中村、広井、三木の諸先生に特別出展をいただき、1期から17期まで44名
の、油彩・水彩・パステル画、日本画といった絵画を中心に、彫刻、立体、ガラス絵、陶
板画、グラフィックデザイン、絵手紙、絵画刺繍、ステンドグラスと、多彩な作品が会場
を彩りました。
次回第4回の募集要項は本紙次号に発表します。
作品一覧
氏 名 | 卒業期 | 作品タイトル | 種 別 |
栗田 勉 先生 | ギターストラップと静物 | 油彩 | |
中村次雄 先生 | 早春のシャモニー | 油彩 | |
広井 力 先生 | SPACE AND TIME・天地四方と古今 | 彫刻 | |
三木辰夫 先生 | 洋蘭 | 油彩 | |
石川光平 | 1期 | やかた | 立体 |
山田久爾枝 | 1期 | 楽器 | 水彩 |
伊藤卓夫 | 2期 | マオ(猫)、備前の壷 | 油彩 |
嘉村武夫 | 2期 | ある男 | 水彩 |
竹中喬子 | 2期 | フェズのおじさん | アクリル画 |
谷島浩子 | 2期 | ノスタルジア Nostalgia 、テアトロ マルチェルロ Teatro Marcello |
油彩 |
山田禮子 | 2期 | 松の山の六月、御岳渓谷、a brief pause | 水彩 |
久保田かほる | 3期 | 無花果など | 水彩 |
谷 孝子 | 3期 | カンポ広場(シエナ) | 油彩 |
根本美智子 | 3期 | 卓上の静物 | 水彩 |
濱田邦夫 | 3期 | 想いT、想いU | ブロンズ |
林 明江 | 3期 | 白い山、利尻富士 | 日本画 |
細谷資博 | 3期 | 緑の風、明日に向かって、マッターホルン | ガラス絵 |
三橋 宏 | 3期 | 3回生 元気会 スイス登山 | 水彩 |
若林之矩 | 3期 | ハイビスカス、八海山 | パステル画 |
赤石和子 | 4期 | 窓辺 | 水彩 |
市川淑子 | 4期 | ピエロ | 油彩 |
内山 裕 | 4期 | 高尾山 夕日富士、高尾山 飯縄権現堂 | Gデザイン |
酒井忠昭 | 4期 | 高原の湖 | 油彩 |
増田昌弘 | 4期 | ポーズ | アクリル画 |
村井 敞 | 4期 | オウムガイが泳ぐ海 | 水彩 |
鮎沢揚子 | 5期 | 友へ | 絵手紙 |
川田武子 | 5期 | 糸のふれあい(金糸、銀糸、水の音) | 絵画刺繍 |
藤原忠彦 | 5期 | 世界遺産・白神山地 | コンピュータG |
嶺 裕 | 5期 | 爽春のフィレンツェ | 水彩 |
矢島多恵子 | 5期 | モネ「アルジャントイユ」 | 絵画刺繍 |
山本 尚 | 5期 | 「蔦の葉」―歌舞伎・沖縄本島以南で初公演に よせて― |
碑文谷彫 |
大野雍幸 | 6期 | 朝の海―“期待”、夜の海―“寛ぎ” | 木版画 |
末松郁子 | 6期 | 教会の塔 | 水彩 |
立 泰子 | 7期 | 藤の花 | ステンドグラス |
塚本隆一 | 7期 | シダレザクラ、ノウゼンカズラ、ツタ | 水彩植物画 |
粟津 紘 | 8期 | 伊根の舟屋 | 油彩 |
成瀬輝一 | 8期 | 川越の建築 | 水彩 |
中田由美子 | 9期 | シリーズP6、シリーズP6 | 油彩 |
安楽美佐子 | 10期 | バラ | 陶板画 |
末房由美子 | 11期 | 華 | パステル画 |
長谷川優子 | 11期 | 静物 | アクリル画 |
小早川千衣 | 14期 | 祭り、マニ車を廻す | 水彩 |
田中百合子 | 14期 | 紙ふうせん変化、水になる花 | アクリル画 |
佐藤紀子 | 17期 | 春風 | 日本画 |
広井 力先生の彫刻「SPACE AND TIME・天地四方と古今」を中央に、栗田勉、
中村次雄、三木辰夫の諸先生の作品を向こう正面に展示した第2室
アメリカ、オハイオ州から出展の石川光平さんの立体作品「やかた」(中)と、
濱田邦夫さんのブロンズ「想いT・U」(右)を中央に展示した第1室