石老山登山

顕鏡寺の裏手から更に山道を登る。途中融合平見晴台見晴と言う所に出た。此処は展望が良く
相模湖が眼下に見える。あちらこちらに桜が咲いて中々の絶景だ。

更に1時間登ってついに石老山の頂上に出た。待望の昼食だ。お昼を食べながら丹沢山や富士
山を眺める。食べ終わったら例によって、子どもの時の思い出を色々お互いに披露する。何回
も聞いた話や新しい話、どれを取っても楽しい。

中々尽きない話を切り上げて帰路に向かう。結構急な下り坂、というかこちらが歳を取って
苦手になってきた急坂をどんどん篠原を目指して下る。やがて民家が見えてた。どこも桜や
山吹などが咲いていて、大変素晴らしい。子どもの時の日本の昔の風景が再現されている。

4月16日(月)

篠原に着いたが丁度バスが出た後で、次まで1時間待たなければならない。歩こうとせっかち
な仲間が、タクシーを待つグループを後ろに歩き出した。途中でタクシーに追い抜かれた。
乗っている仲間が手を振っている。

しばらくしたらそのタクシーが戻ってきて「乗って下さい。まだまだ先は長いですよ!」と
声を掛けてくれた。舗装道路を歩くのもつまらないのでタクシーに乗ったが、そこから
やまなみ温泉までは意外に遠かったので、仲間の心遣いに感謝した。

温泉でゆっくり身体を温めて疲れを取り、軽くビールを飲んで山に別れを告げた。

行程 相模湖駅(バス)石老山入口バス停−
石老山登山口−顕鏡寺−融合見晴−石老山
     (昼食)−篠原(タクシ−)藤野やまなみ温泉

参加 男性)小泉・高広・伊藤・吉村
    女性)大窪・平林・小林

相模湖病院の前を抜けて顕鏡寺を目指す。段々山道になって来て、両側に大きな岩が見える
ようになってきた。奇岩の道と言うらしい。若い二人連れの女性のグループと一緒になり、
暫くの間話をしながら歩いた。

岩の間の道を縫うように登るが、水が道を流れて居て大変歩きにくい。それでも登り始めて
から20分位で顕鏡寺に到着した。顕鏡寺は大きなお寺で鐘つき堂もある。鐘をついても
良いらしいので、皆でご―んと鳴らした。なかなか良い音色だ。

前回登山を予定した3月5日は天気が悪く、残念ながら中止せざるを得なかった。今回は天候
にも恵まれ張り切って集合地点の相模湖駅へと中央線に乗った。
私が一番乗りかとと思ったが駅
に降り立つと、早くも皆の顔が見えた。バスに乗って石老山登山口入り口に向かう。途中の相模湖やピ
クニックランドでは桜や梅などの花が咲き乱れ、大変綺麗だ。

バス停を降りると暫く民家の間を抜けて行く路だ。桜や梅だけでなく、山吹やチューリップも咲いていて、
色とりどりの花を楽しめた。本当に春爛漫だ。

吉村 悟 (3回)