高川山(976m)登山
平成27年5月18日(月)
吉村 悟(3回)
の跡を眺め、懐かしくなりました。
大月の近辺は手軽な日帰りの湯がなくて、当日まで何処かないものかと探していました。そうしたら初狩駅のホームから「高川山登山の帰りにはぜひお寄りください」
との看板が見えるではありませんか!すぐ電話して見たら温泉のご主人が出て「昨日は日曜日で大勢来て疲れた。あんた方何人だ?9人?ダメダメ!今日はもとも
と休日だし、これから両国に相撲を見に行くので」とあっさり断られました。
高川山は初狩の駅からすぐに歩き出します。お寺の脇を通ってどんどん高さを稼ぎます。登りが500m,下りが600mほど標高差が有ります。30年ほど前に一度登っ
たことが有りますが、全く覚えていません。こんなにきつかったのかな?それとも自分が歳を取ったせいかなと自問自答しながら山道を登りました。やっとシイタケ栽培
場を過ぎ、男坂と女坂の分岐につきました。当然女坂を選びましたが、最近の女性は強くなり中々楽には通過させてくれません。ふうふう言いながら登り、頂上直下の
やや平らなところまで辿り着きました。
やはり山頂近くになると風が爽やかです。山に来て良かったと一番思うのはこの風を胸一杯吸った時です。もう花はほとんど残っていませんでしたが、それでもつつじ
が所々咲いて我々を優しく歓迎してくれました。
予定より時間が掛りましたが、山頂に到着して安心しました。やや曇りですが、辺りを見渡すと丹沢山系や三つ峠など著名な山がぐるっと見えます。あれも登ったね、
これも、などと話していたら雲の合間に富士山を見つけました。上下を雲に覆われて5合目から上しか見えませんが、やはり富士山を見付けると嬉しくなります。間も
なく雲に覆われましたので、我々は大変幸運でした。
頂上で皆でお弁当を食べ、昔話に花を咲かせました、一番楽しい時間です。やっと神輿を上げ下山に取り掛りました。岩だらけの道に張ってあるロープを頼りに降り
るのは、結構時間が掛ります。悪戦苦闘して田野倉の部落まで降りてタクシーを呼び大月に向かいました。タクシーの運転手さんに「この辺に温泉ある?」と聞いたら
、言下に「ない」と言われました。仕方なくお風呂は諦めて大月駅前でビールを飲んで解散しました。初狩駅から山頂、さらには田野倉に降りるまで誰にも会わず、今
日の高川山は元気会が独占しました。
行程:初狩駅−シイタケ栽培場−高川山(昼食)−
参加:男性)森・三ツ本・大迫・伊藤・吉村
女性)大窪・平林・重澤・小林